【ガザからの声】空爆下での電話インタビュー

空爆下のガザ、電話で様子を聞きました

1月3日の日本時間午前現在、ガザでの犠牲者数は428人(アルジャジーラによる)に上っています。
少なくともその4分の1は民間人。
また分かっているだけでも10%以上が小さな子どもたちです。

現地の様子を伝える写真:パレスチナ人権情報センターの写真ページ
http://www.pchrgaza.org/files/PressR/English/2008/photos_de-08.html

現地では、停電によりPCや携帯が使えない、自由に移動ができないなど、情報は断片的になっています。

しかし引き続き、市民生活について、当会のプロジェクトであるアトファルナろう学校のスタッフなど、NGO関係者の直接の声をご紹介します。


ナイームさん(1・2)

私の住むジャバリア難民キャンプでは、ハマスのリーダーが殺されたり、家から20メートル先で爆撃があったり、窓が壊れたりと本当に危険な状態になりました。そのため、家を出て、ガザ市にいる親戚宅に身を寄せています。

「ジャバリアの家よりはきっと安全だろう」ということだけなのですが、ガザはどこにも安全なところはありません。子どもたちも怖がっていますし、心理的な状態はすごく悪いです。

今は一年で最も寒い時期、そして雨期です。昨日、一昨日は雨が降っていました。こんな中でもずっと窓を開けながら暮らさなければなりません。爆撃があった時に窓が割れてけがをするのを恐れているからです。

電気も一日4時間しか来ません。6日間電気が来なかったときもあります。どこかの配電所が壊されたようですが、その修理ができていないのだと聞きました。

アトファルナろう学校には幸い、今のところ被害は出ていません。生徒や教師、スタッフたちも無事です。けれども連絡を取ることがとても難しい状況にあります。携帯電話のつながり具合も悪くなっているように思います。今もつながりやすいところに移動しながら話をしています。

アトファルナろう学校のすぐ近くにはハマス系のモスクがあり、そこが攻撃された場合に被害が出ることをとても恐れています。私は4日前に学校に行ってきました。重要なものだけを確保するためです。

電話をしてくれてどうもありがとう。
神様がお望みになれば、安全な場所でまた会いましょう。


アムジャッドさん(12・31)

ちょうど発電機を1日1時間だけ回して携帯電話をチャージしたところにこの電話を受けたのでよかったです。電気のない影響で、水道も私の家にもまったく来ないので買いに行くしかありません。しかしお金がない、また出歩くのが危険すぎるので買いにもいけない、ということで多くの人が満足に水もない状態です。

外国の援助は少しづつ入ってまいますが、「殺し続けて、ちょっとだけ薬を入れてまた殺し続ける」という状態です。エジプト国境から重症患者の一部は出国できたようですが、そもそも危険すぎて患者を動かすことができないと聞いています。

今日も攻撃で20名が死亡、うち2人は子どもでした。シファ病院も攻撃目標になりました。イスラム大学も攻撃され、もう無差別攻撃に近い状況です。モスクは二つ破壊されました。

ガザの人がハマスのロケット攻撃に腹を立てているか?というご質問ですか?
私自身は平和を望んでいますが、イスラエルによる攻撃は、まったくバランスが取れていないので、ロケット攻撃を支持している人はたくさんいます。何よりもこんな状態ですから、ガザの人は現在団結していて、ハマスもそれ以外もありません。そして、イスラエルが地上攻撃の準備を終えたという噂を聞いていますから、私たちはそれをとても恐れています。

医薬品だけでなく、市民生活でも、子どものミルク、衛生用品その他全てが足りません。日本の人たちが、抗議行動をしてくれたと聞いて、見捨てられてないと知って、とてもうれしいです。


≪ガザ封鎖解除署名を継続しています。≫
署名サイト
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テーマ:NPO - ジャンル:福祉・ボランティア

2009.01.03 | | 2009年 【ガザ】

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