ガザでの最近の支援活動

パレスチナ子どものキャンペーンの活動にご支援いただきありがとうございます。
秋から冬にかけて、ガザでの支援活動を報告します。

【幼稚園の修復】

2014年の戦争によって、ガザでは幼稚園の半数が被害を受けたと言われますが、
当会ではガザ北部のいくつかの幼稚園の修復をしています。

写真の幼稚園は2階の壁が破壊されて、吹きさらしになっていましたが、
壁と窓ができたので冬の雨風から子どもたちを守ることができます。
また、否が応でも目に入っていた瓦礫も窓を閉めると目に入りません。

この園には、やはり壊された近隣の園も同居しているため、
1階に200人、2階に200人の子どもがいて、子どもたちの大きな声に圧倒されます。

修復前

修復後


【負傷した子どもたちのリハビリ】

戦争では数千人の子どもたちが傷を負いました。
負傷した子どもたちの多くは後遺症に苦しみ、
家を失っていて仮住まいを余儀なくされている家族には
経済的にも物理的にも余裕がありません。
頭部、腹部、上下肢などを負傷し神経を損傷したため、
半身に麻痺が出たり、歩行できない、物を持てない、
その結果学校に行けない子どもたちがたくさんいます。

当会では、2015年春からこうした子どもたちを訪問して、
アフターケアとリハビリを提供しています。
すでに100人以上の子どもたちが自立歩行したり、
物を持てるようになったりし、学校に復帰しています。

写真のラニアさん(11歳)もその一人で、
手が動かせるようになって、学校に復帰しました。

リハビリ

ラニア



【補習クラス】

ガザの北部ベイトラヒアと南部ハンユニスの3か所で、
小学生のための補習クラスを継続中です。
2014年の新学期は、停戦からほどなく始まったため、
実際には学習を始めることができませんでした。
多くの子どもたちが戦争によるトラウマを抱えていて、
勉強よりも心理サポートが優先されましたが、
授業日数も足りず子どもたちは十分な授業を受けていません。
そのため1年間の学習内容が身につかず、
多くの子どもが勉強についていけなくなっています。また学習に集中できません。

そのために補習クラスを2014年秋から開始しています。
補習クラスに参加している子どもたちは
参加前に比べるとテストの正解率が2倍近くになりました。

補習クラス

2015.12.23 | | 2015ガザ・パレスチナ

«  | ホーム |  »