ガザNGOからの支援要請

ガザNGOからの支援要請

ガザの現地NGOであるCFTAからのメッセージをお伝えします。
CFTAとパレスチナ子どものキャンペーンは、2005年にハンユニスで
「ナワール児童館」を開設し、いまも運営しています。
パレスチナ子どものキャンペーンでは、CFTAのアピールに応えて、
物資配布などが継続できるよう、資金面での協力をしています。
ぜひ皆様のご協力をお願いします。

ガザ・CFTAからの緊急アピール 2014年7月28日

保健省によると、7月7日にガザでの軍事侵攻が始まってから7月27日1時20分までに、
イスラエル軍によって1049人のパレスチナ人が殺されました。うち、
こども218人、女性87人、高齢者48人、民間人男性696人、障がい者4人です。
国連人道問題調整事務所(以下UN-OCHA)は死者の73%が民間人だと報告しています。
負傷者6,000人以上、うちこども1854人、女性1187人、高齢者305人、民間人男性2654人です。
3,600棟以上が破壊され、177,000人が住んでいた家や地域からの避難を余儀なくされています。
報告によると約150,000人が国連の85の学校にいて、26,000人が公立の学校など
避難する場所を求めています。また、1000人がガザ市内のキリスト教の教会に避難し、
何万ものが親戚や友人宅、地域の集会所、倉庫、モスク、オフィス、草の根団体などに避難しています。
避難する場所のあてが見つからない人は、シファ病院の敷地など比較的“安全”と言われる
地域の路上に野宿しているのです。この誰もが家にすぐに帰れるとは思えません。
イスラエル軍はガザ地区の44%を“立ち入り禁止区域“と宣言しているうえ、
軍事侵攻の拡大をすると脅しているからです。

人々への攻撃は熾烈を極めており、死亡者数と恐怖の話が日毎に増えています。
国連機関は147,000人の子どもたちが心理サポートが今すぐに必要な状態にあると見積もっています。
私たち「文化と自由な思考の協会(以下CFTA)」のチームもこの悲劇の影響を受けないわけはありません。
現在、ほとんどのスタッフは自宅に避難してきた人たちを受け入れており、少ない人でも2家族、
私の同僚の幾人かは7家族をも受け入れており、小さな貸家がぎゅうぎゅうになっているのです。

空、陸、そして海からの爆撃が続いているにも関わらず、
多くの人たちが避難所を求めて通りをさまよっています。
もはや私たちの家も彼らを受け入れられる状況ではないのです。

CFTAスタッフはボランティアとして避難所となっている学校に行き、
避難している子どもたちの遊び相手になったり、物資や衛生用品を配ったり、
他の地域で寄付集めをしたりしています。

物資の制限があり、銀行が閉まっていても、CFTAはハンユニスとガザ市で
最低でも一日あたり2500人に食料を配布しています。
7月23日、ハンユニス東の境界に近い村から避難した人が押し寄せてきたときには、
CFTAはマットレスを200以上、衛生用品を300以上配布しました。

とりわけガザの物資は急速になくなっていっているため、
ガザ中の病院や避難所には治療や支援を必要としている多くの人々が現在押し寄せていっています。

封鎖されたガザで暮らすパレスチナ人の命と人権を守るため、
すべての人の課題として、CFTAは今こそ皆さまのご支援をお願いします。
現場で差し迫って必要とされていることを一層支援していくために、
私たちは緊急委員会を発足させ、数日のうちに迅速に介入していく計画を組んでいます。

私自身、たくさんの女性と子どもなど75人が縦6メートル横7メートルの倉庫で
寝ている様子を目の当たりにしました。そこは水もトイレも電気もマットレスもなく、
ただ床と四方の壁と天井だけの部屋でした。
またよその家の玄関前のブロックの上や階段で暮らしている人々も見ました。

私たちは、どれほど急いで着の身着のままで、お金も持たず、
家財の一切を置いて逃げてきたのかというたくさんの話を聞いています。
私たちが活動する地域では、以下のような物資がまったく足りていません。
 衣類、履物
 衛生用品、オムツ
 食料。(小売店の提供できる量が非常に限られており、一律のフードバスケットを
          準備することができないため、クーポンを使って配布しています)
 乳幼児用ミルク
 マットレスと毛布
 心理サポート

「台所にいたときに大きな爆発音が聞こえました。家の中です。戦車は私の家を狙っていたのです。
息子と一緒に逃げなくてはならなかったのに。。。。暗闇の中、私たちは走り続けました。
1週間前の事です。まだ息子が見つかりません。
昨日家を見に戻って、家がぺしゃんこになっているのがわかりました。
息子をガレキの下から見つけようとしましたが、見つかりませんでした。
代わりに他の遺体を、ガレキの中から見つけました。
今は45人の女性や子どもたちと一緒に倉庫の中にいます。
狭く水もトイレも電気もありません。でも私にとってはここが他に比べて安全な場所なのです。
私は夜ここで過ごして、朝になったらまた息子を探し始めようと思います。」
  (ハンユニス東部、アバサン村の近くのザナハ近郊から逃げてきた40代のウンム・ヤーセルさん)

ウンム・ヤーセルさんのような、支援を必要としている人は何千人もおり、
その人たちに少なくとも最低限必要なものを届けることができるよう、皆さまからの支援を必要としています。

イスラエルに押し付けられてきた封鎖と極度に繰り返される暴力の下で
長年にわたって暮らしてきた経験から、CFTAは今回の攻撃によるトラウマを
人々が克服していくのを助ける重要な支援に着手する準備にかかります。
地域の専門家チームによって、子どもと大人にストレスを発散する機会を提供します。
また、残虐な光景を直接見てしまった支援者への支援も提供していきます。
この流血と恐怖の日々の影響を受けた人々の心理サポートを
長期的にフォローアップしていく必要があります。

ガザでは、明日がどうなるのか私たちはわかりません。
しかし、この苦悩は間もなく終わるという希望を持って生きています。

CFTAは皆さまができるどんな支援にも感謝します。
私たちはとても緊急に膨大なニーズに直面しています。
上記のような優先事項に、緊急の支援をお願いいたします。

2014.07.31 | | 2014ガザ

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