これはなんでしょう?

これはなんでしょう?

りんご

アラビア語手話の指文字辞書です

指文字辞書の表紙

卓上カレンダーのようですが、1枚ずつめくるとアラビア語のアルファベット順に指文字、
そのアルファベットが入った単語と絵、反対側には実物の写真があります。
ガザ地区での聴覚障がい児の教育目的で、アトファルナろう学校と当会が作りました。

小さな子どもから大人まで使える優れものです。

台所にりんごがあったら、りんごのページを見せて、
実物と絵が同じものであることを指で示し、それを手話でも見せる。
最初はわからなくてもいいのです。
繰り返すことで、子どもはだんだん覚えていきます。

小さな子どもに最初から指文字を覚えさせる必要はありません。
でも、「りんご」は手話で表現するだけでなく、
「り・ん・ご」と一文字ずつ指文字で表すこともできるわけで、
この簡単な辞書を使いながらアルファベットを教えることができるのです。

昨年からアトファルナろう学校と一緒に、
0~5才の聴覚に障がいのある乳幼児と家族を対象とした
早期支援の活動に取り組んでいます。

手話コースに参加した母親や父親は最初のうちは控えめですが、
6週間後に修了するときは「もっと学びたい!」ととても積極的です。
この辞書は手話を学んだお母さんたちが、家で復習のために使うこともできますし、
子どもと一緒に遊ぶこともできます。

アラビア語の勉強をこれから始めよう、という人にも役立ちますね。

※アトファルナろう学校は、1992年に当会が支援をして開校した
ガザで初めての聴覚障がい児の教育機関です。
最初27人でスタートした学校には、現在では300人以上の子どもが通っています。

2016.02.11 | | 2016ガザ・パレスチナ

ガザの洪水


ガザでは洪水で多くの家族が避難

Khanyounis (2)
(写真は地元メディアの報道から)


1月24日より26日にかけて、ガザは荒天により強風と冷たい雨、霰に見舞われ、
洪水により各地で避難する世帯が多く出るなど、緊急支援の必要が高まりました

避難を余儀なくされた世帯は、ガザ北部で220世帯、ガザ中部で250世帯、
ハンユニスでは800世帯に上りました。
特にハンユニスでは、カラーラやホザなどの2014年の戦争で被害が大きかった地域や、
家を失った人たちの住むコンテナ村に集中しました。

電気が無いために下水処理システムが機能していないことも被害を大きくしています。
また3人の子どもの死者も出た模様です。 

緊急事態が宣言されたなか、当会は、特に緊急性の高いハンユニスの222世帯に対して、
1月26日から28日の3日間に毛布、ビニールシート、懐中電灯の配布をしました。

ガザの公立学校とUNRWA学校は冬休み後の24日に開始予定であった春学期を、
悪天候や積雪の可能性により27日に延期しました。

2016年に入り、イスラエルからガザに向けたガスの供給が厳しく制限され、
電力も慢性的に不足しており、寒さが厳しい日常生活に大きな影響が出ています。
また農業被害も大きく、特に養鶏場とグリーンハウスの被害が出ています。

Khanyounis.jpg
写真は、地元のメディアの報道から。

当会では緊急に毛布やLEDライトを配布しました。
KY配布1月

KY配布1月2





2016.02.05 | | 2016ガザ・パレスチナ

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