難民キャンプで作られる手刺繍

写真1
写真2

パレスチナ刺繍はいかが

「刺繍の民族衣装といえばパレスチナ」といわれる印象的で美しいパレスチナ刺繍。

レバノンの難民キャンプにある「子どもの家」刺繍センターでは
この伝統技術を生かして女性たちが色々な商品を生み出しています。

ポシェットにポーチ、チュニックやスカーフにと、
この地域で見られる糸杉やオリーブなどの自然や
女性のアクセサリーがモチーフとなった刺繍が一針一針施されています。

刺繍センターを訪れるとちょうどカードの仕上げをしていました。
難民キャンプの女性たちが手刺繍をし、センタースタッフのハナンさんが
それをカードに貼り付けていきます。

「日本のお客様は、線が曲がっていたり、刺繍糸の処理ができていないと
喜んでくれないでしょ」と日本の反応を考えながら一点ずつ糸処理を行い、
刺繍がずれないように念を入れて貼り付けます。

女性たちの工夫と心遣いが込められて完成する刺繍製品。
クリスマスや年末年始のプレゼントにパレスチナ刺繍はいかがですか。

パレスチナ刺繍の製品は、ネットショップでもお求めいただけます。
 http://shop.ccp-ngo.jp/



2014.11.21 | | 2014レバノン・シリア

パレスチナ人は入国できない

レバノン、パレスチナ人の入国を制限

5月3日、レバノン政府はパレスチナ人のシリアからの入国を
制限すると表明しました。報道によるとレバノン政府は
「シリアからのパレスチナ人の入国を全面拒否するわけではないが、
当面は彼らの入国を制限する方針だ」といっています。

突然の方針転換を受け、当会の支援する子どもたちにも
家族と離れ離れになってしまったケースが生まれています。

幼い子どもを連れてレバノンに避難してきた家族の中には、
シリアに残してきた年長の子どもに会いに国境を行き来したり、
母子でレバノンに避難してきた家族には、行方不明の夫を探しに
シリアに帰っているというお母さんもいます。

ワーベルキャンプの学童クラブに参加しているWくん(4年生)は、
兄に会うために週末に母と一緒にシリアに戻ったところ、
レバノンへと戻ることが出来なくなりました。
父と姉はレバノンに残っているので、予期せぬ家族離散になってしまったのです。

シリア国内のパレスチナ・キャンプの多くが内戦の影響を受け破壊されており、
Wくんの家も残っているかどうか心配です。
短期的には親戚の世話になることも可能でしょうが、
シリアでは食糧確保もままならず、路頭に迷ってしまうかもしれません。

シリア内戦後、レバノンへと国境を越えたシリア避難民の数は100万人を超えています。
そのうち、パレスチナ人は5万人前後と言われています。
なぜ、パレスチナ人のみが入国制限を受ける必要があるのでしょうか。

シリアから避難して来たパレスチナ人として「二重の難民状態」にあるスタッフは
「どの国でもパレスチナ人は歓迎されない。
イスラエルだけでなくアラブ諸国も同じだ。
だからこそ、自分たちはパレスチナの地に帰りたいと願っているし、
行ったこともないけれどパレスチナの存在を忘れはしない。
我々の居場所は、一体どこにあるんだ?」と嘆いています。

パレスチナ人たちが「故郷のパレスチナにいつかは帰れる」と願ったまま、
この5月で66年が経過しました。

テーマ:NPO - ジャンル:福祉・ボランティア

2014.05.13 | | 2014レバノン・シリア

唯一の遊び場は屋上

アイネヘルウェKG
アイネヘルウェ


アイネヘルウェ難民キャンプは、
レバノン国内で最大のパレスチナ難民キャンプです。
僅か1.5キロ平方メートルの土地に5万人以上が居住しています。

キャンプ内は、メイン通りを除くと狭い路地が入り組み、
住民の多くは太陽光の届かない住居で一日の大半を過ごしています。
そのため、子どもが走り回れる空間やちょっと日向ぼっこというスペースも全くありません。

そんな中、アイネヘルウェの「子どもの家」センターでは
子どもたちが少しでも自由に遊べる空間を確保するため
屋上を園庭代わりに使用しています。

キャンプ内が見渡せる園庭で子どもたちはボールを蹴ったり、遊具で遊んだり。
太陽光の差すとっても貴重なこの空間が唯一、
子どもがパワーを発散し、同時に吸収する場所なのです。

テーマ:NPO - ジャンル:福祉・ボランティア

2014.02.17 | | 2014レバノン・シリア

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